教育基本法の政府「改正」案に反対する6.3大阪集会

普段から考えていたのだけれど、それを形に表してみたかった。リレートークは興味深い話が多く、様々な立場の方が、思い思いに意見を表明していた。立場は違えど、これだけの反対の形があるのだなあと妙に感心してしまった。

集会後は、パレードに参加した。こういう体験は初めてなので、積極的に参加してみた。何事も経験と実践である。炎天下での行進はかなりきつい。行進には警官がつきそう。政府のすることに対して反対している集団に、警官がつく。この場合、行進の監視というよりも、行進を守ってくれているということだそうだ。そう聞かされて、少し緊張。そしてこれが民主主義なのだなあと妙に納得した。

行進は、思っていたよりも道行く人から注目された。ただ、交差点などを行きかう人や車をさえぎりながらの行進は、少し申し訳なさを感じてしまった。クラクションも鳴らされ、自転車に乗る人の目は冷ややかだ。と同時に、ああ、日本の政治に対する関心ってこの程度なんだなあ、と思った。政治が先か、生活が先か。どちらかだけを選ぶのは、非常にナンセンスだ。

民主的、民主化、民主主義。ありふれているけれども、非常に遠い言葉だな、と思った。