星新一「きまぐれロボット」

昨日に引き続いて。

この教材を扱うに当たって、めあてとしたいことは3点。

  1. たくさん作品にふれる
  2. 結末を予想する(価値転換の構造を理解する)
  3. ショート・ショートおよび、SF小説に興味を持つ

この教材を用いてできそうなことは、

  1. 黙読
  2. 音読
  3. 作文(自分なりに解釈して結末を綴る)
  4. 発表する・聞く(作品とともに、他社の様々な解釈や意見に触れる)
  5. 語彙
  6. 漢字指導

これらを組み合わせて構成していけば、3×6で18通りのモジュールができる。4分間モジュールの原則にあわせるならば、18通りの中から11通りを選択すればよい。

作者論にはあまり触れないこと。あくまで作品の鑑賞。ましてや星新一に作者の世界観をベースにした批評は不要であると筒井康隆も言うておられる。