Summer Sonic 06 Osaka :Arctic Monkeys

@Intex Osaka Hall 4

二度目の猿たち

マンドゥ、科学者、変人、猿とまあよくもこれだけ揃えて並べたもんだ、今年のマウンテン。そりゃ入場規制もかかりますわいな。4月に観たときには、正直もうひとつだった猿たちなんですが、あれから4ヶ月たつと、さすがにうまくなっているような気がする。ベースが代わっていたのも大きいのかも。演奏曲は前回とあまり変わらない。新曲もやった*1。科学者、Kooksと続けてみてみると、こいつらが今のイギリスでは頭一つ抜けてるんだなあというのがわかる気がする*2。When The Sun Goes Downに代表されるようなソングライティングのセンスは本当に脱帽だし、性急にガリガリ削るような演奏はやっぱりかっこいい。でもなんだろう、この物足りなさ。マウンテンの音の悪さもあるんだろうけど、前回と同じ感想を持たざるを得ない。英語のわからん日本人に向かって、ひたすら英語のMCを浴びせまくるように、「はい、これ僕達の曲、聞いてよ聞いてよ、ほらほら。かっこいだろう。」という具合に押し付けがましさを感じるところが、ああ、若さなのだと思う反面、「見せ方」につながっているのだろうなあと思った。

*1:うろおぼえ。

*2:科学者はアメリカ人ですけど。