林間のつきそいからの帰還

今年の林間のつきそいで、3年連続林間に行っていることになります。さて、連続記録はいつ途絶えることになるのでしょうか。来年も行く可能性は高そうです。

今年の5年生は、僕が初めて担任した学年でした。毎日が悪戦苦闘、ナーバスになったこともありました。しかし、同じ学年の先生方にも恵まれ、本当に楽しい1年目を過ごすことができた学年でもあります。いつまでたっても、この記憶は僕の原点として消えることはないのでしょう。そんな彼らといっしょに過ごした3日間は、本当に楽しいものでした。担任をしてから2年、どれくらい変わったのだろうという期待も見事に裏切られ、知識と経験と言葉は増えているものの、本質は全く変わっていないことに驚かされました。3つ子の魂百まで。しかし、学校ではすごく評判がいい子たちなんです。学芸会など、さまざまな活動において、素晴らしい評価をもらっているからです。そんな学年の担任を持っていたことは、非常に誇らしいことだと思います。

3日間過ごしてみて、もう一度あの頃の楽しさが蘇るかな、と思ったけれども、そんなことはほとんどありませんでした。今は自分のクラスの子どもたちのことしか頭に無いのです。何をするにしても、去年はこうだった、ああだった、ということしか浮かんでこなかったのです。確かにこの5年生の子たちはすばらしい力を持っているけれども、いやいや、去年の5年生だって負けてはいませんよという気持ちにすらなるのです。1年と2年という差はあれども、やはり思い入れというものの存在は無視できないなあと思いました。

なんだか無性に自分のクラスの子どもに会いたくなったのでした。