Arctic Monkeys

「伝説まであと1000歩」

”ジャパン・ワンマン・ツアー2006”
@ZEPP OSAKA


【関連記事】
Arctic MonkeysWhatever People Say I Am, That's What I'm Not


いよいよこの日がやってきた。今日の大阪は大雨だったが、幸いにも到着した頃には雨はあがっていた。オーディエンスはそこそこ入っている感じだが、どうも当日券も売っている様子。ソールドアウトはしていなかったのか?と疑問に思いながらも入場。

以下セットリスト。

セットリスト
01. View From The Afternoon
02. I Bet You Look Good On The Dancefloor
03. You Probably Couldn't See For The Lights But You Were Staring Straight At Me
04. Perhaps Vampires Is A Bit Strong But...
05. From The Ritz To The Rubble
06. No Buses ※新曲
07. When The Sun Goes Down
08. Red Light Indicates Doors Are Secured
09. Still Take You Home
10. Dancing Shoes
11. Leave Before The Lights Come On ※新曲
12. Fake Tales Of San Francisco
13. A Certain Romance

確かにかっこよかった。アルバムよりも性急な演奏。Vo.アレックスの声なんて、正に伝説級の才能を秘めている様子が伺える。リズム隊もそれほど前面に押し出してはこないが、確かなリズムを刻み、オーディエンスを縦に踊らせている。今ひとつこいつらをどのジャンルに当てはめればよいのか(別にそんなことをする必要もないのだけれど)よく分からなかったが、今日のライブを観て確信。こいつらやっぱポスト・パンクだわ。

しかし、だ。セットリストはほぼアルバム通り。演奏ももう一つしまらない(バシッと決まったらすごいよ。Zeppが揺れるぐらい大暴れ)。そして、見せ方。ほんと、Vo.のアレックスのみなんですよ、出てくるのが。G.のジェイムス君なんか演奏に集中するのに必死みたいなところがあるし。んで、MCの英語がほんとに聞き取りにくいのよね。何か言ってるんだけど、理解してる人はほとんどいなかったんじゃないか(もちろん僕も含めて。リーズ訛りなのか?)。多分イギリスでのギグと同じ感覚で日本でもやってしまってるんやろな。さらに言えば彼らにとってZEPPほどのキャパは広すぎるのかもしれない。ステージ上からすみからすみまで見てます、気を遣ってます、みたいなところがなかったかあ。

と、少し辛口な批評となったものの、原因ははっきりしてるわけですな。

若さ&経験不足

それだけ。そんなもの時間とともに解消されていくわけで、何ら不安はありません。その才能を背負ってがんばれワカゾー!伝説まであと1000歩だ!

【本日の評価】
トリハダ度 ☆☆☆★★
ワクワク度 ☆☆★★★
次回に期待度 ☆☆☆☆☆