ウィリアム・パウンドストーン「パラドックス大全」(2)

ウィリアム・パウンドストーン「パラドックス大全」(1) - 新・灰日記

第1部 「3 カテゴリー」
逆説:

  • グルー=ブリーンの逆説(ネルソン・グッドマン)
  • 魔物理論16番
  • 「何でも何かの確認例となる」逆説

P86L3〜L5
「8947は素数であり、月の裏側は平坦であり、エリザベス1世は火曜日に戴冠した」のような混成の命題(中略)を検査するためには、8947の約数を調べ、それは素数であるという結論を出す。それがわかると、混成の命題の確認例となる。


キーワード:

P87L1〜L9
理論の「美しさ」は、概ねその単純さで語られる。多くのことを説明する単純な理論は、少しのことしか説明しない複雑な理論よりも好まれる。
(中略)つまり「必要以上に事物を増やしてはならない」。

  • 拡張可能⇔拡張不可能

メモ:

  • グルーブリーン語(人工言語)と英語(自然言語)は互いに等しく恣意的である(対称的)。
  • 科学者は拡張不可能な言葉に用心する。
  • 拡張可能でない状況
  1. グルー=ブリーンの逆説の場合
  2. 「何でも何かの確認例になる」場合
  3. グルー=ブリーンの逆説に対する副命題(「すべてのエメラルドはすでに観察されている」)

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