祇園祭

祇園祭・油天神山


今日は前からよめさんと約束していた京都「和久傳」で食事をする日。結婚記念日とよめさんの誕生日をお祝いするためだ。和久傳は本当においしいなあと思う。前に来た時も思った。今日も思った。

しかも今日は祇園祭だ、ということで、せっかくだから見に行ってみることに。どれだけたくさんの人がいるのかと思いきや、意外とそうでもない。町全体がお祭りをする日。いつも歩いている大きな道も、全て人で埋まる。京都はすごいなあと思った。

何がすごいって、町を挙げてやっていることがすごい。どんなお店でも祇園祭モード。そうじゃないお店が本当に野暮に見えた。

何がすごいって、山鉾がすごい。当たり前のように重要文化財がゴロゴロ。当たり前のように何百年前から伝わるものがゴロゴロ。

何がすごいって、京都の人の普通ぶりがすごい。観光客に全くこびることが無い。「わしらの祭りや、見たいんやったら見てもええけど。」全く意に介していないところがすごい。

本当にすごいなあと思ったのが、子ども達だ。それぞれの町内で、ちまきやグッズを売っているのはたいてい子ども。さも当たり前のように歌を歌って売っている。ハイレベルで文化が混交する日常空間。日本中どこを探してもこんな町はおまへんで。こんなところで育ったら、そらあ懐の深い人間になれるやろうなあ。

さて、わが町大阪は、如何?