Dungen "Skit I Allt"

Skit I Allt

Skit I Allt


2008年ごろに、個人的にどはまりしていたスウェーデンサイケデリックバンド。言葉もスウェーデン語? よくわからんが、知らない国の言葉で怪しげな音楽を聴くとなんだかとってもサイケデリック。今作もゆらゆらとしつつも、どこか演歌的な感性も漂うDungen節は健在。ただ、音楽的な幅が広がったせいか、濃度は30%ほど減な印象。やっぱり好きだ、このバンド。

Tera Melos "Patagonian Rats"

Patagonian Rats

Patagonian Rats

  • Rockin' on 2010年10月 P252


ほぼ一年前、ライブで見た。
Parabolica Jam - 新・灰日記


ライブは、正直言って難解だった。マスロックの懐の深さだけでなく、敷居の高さも感じたものだ。今回のアルバムは、彼らにしてはずいぶんキャッチー。Hellaばりの変拍子、ギター弾きまくりは健在。ギターにはメタルの要素も感じられるイントロはかえって新鮮。入門編としても聴けるアルバムだと思うと書こうと思ったが、自分がどれだけアブノーマルなのかが分からなくなったのでやめる。ノーマルって何だ?

No Age "Everything in Between"

EVERYTHING IN BETWEEN (IMPORT)

EVERYTHING IN BETWEEN (IMPORT)


去年か一昨年だかにライブを見に行った。
No Age @鰻谷sunsui - 新・灰日記


あのライブの熱量は、アルバムでは再現できないものなのだろう。それでも、二人組がおりなすノイズとほんのりキャッチーなメロディーは、21世紀のパンクだと思うのだ。

Deerhunter "Halcyon Digest"

Halcyon Digest [輸入盤CD] (CAD3X38CD)

Halcyon Digest [輸入盤CD] (CAD3X38CD)


去年、ファンダンゴでライブを観た。正直うまくなくて、頭でっかちなバンドなのかなとも思った。しかし、前作でもそうだったが、彼らの最大の持ち味はメロディだと思う。

歌詞をしっかりと読んでいないので、内容についてはよく知らない。しかし、アルバム全体を通して、美しいメロディの下に流れている憂いと悲しみが聞くほどに伝わってくる。悲しみがぼうっと突っ立ている音像に、37度の体温を添えて、心地よく抱きしめる。本当に美しいアルバムだ。

Klaxons "Surfing The Void"

Surfing the Void

Surfing the Void

決して悪くはない。しかし、前作のインパクトを超えるのは難しい。

Underworld "Barking"

The Vaselines "Sex with an X"

SEX WITH AN X (IMPORT)

SEX WITH AN X (IMPORT)


The Vaselines、20年の時を越えてなんとセカンドAL発表!|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
Rockin' on 2010年10月 P180 P246
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